- 三浦綾子創作秘話
-
- 価格
- 545円(本体495円+税)
- 発行年月
- 2006年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094080902
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[BOOKデータベースより]
新聞の懸賞小説で一位入賞を果たしたデビュー作「氷点」から、結核発病から結婚までを記した自伝「道ありき」、そして最後の小説「銃口」まで。三浦文学の代表作十五篇における執筆動機や取材などの背景を、夫の光世氏が綴った。本書は三浦綾子の、もうひとつの愛の物語である。
「氷点」―「作家三浦綾子」の誕生
[日販商品データベースより]「続氷点」―人間にとっての「ゆるし」とは
「ひつじが丘」―ストーリー・テラーの本領
「積木の箱」―小磯良平先生の思い出
「塩狩峠」―初めての口述筆記の作品
「道ありき」―脳裡をかすめる前川正の言葉
「細川ガラシャ夫人」―初めての歴史小説
「天北原野」―登場人物への感情移入
「泥流地帯」―苦難を人はどう受け止めるべきか
「続泥流地帯」―登場人物に実名の多い小説
「海嶺」―世界一周の取材を要した長篇
「草のうた」―幼少時の自伝
「ちいろば先生物語」―榎本保郎牧師の壮烈な一生
「母」―多喜二とキリストの死
「銃口」―綾子最後の小説
二人三脚で名作を送り出しつづけた夫・光世氏が明かす、三浦綾子もうひとつの物語。新聞の懸賞小説で1位入賞を果たしたデビュー作「氷点」から、口述筆記を始めるきっかけとなった「塩狩峠」、結核発病から光世氏との結婚までを記した自伝「道ありき」、そして最後の小説「銃口」まで。代表作15篇の執筆動機や取材・構想などの背景が綴られている。人間の罪、弱さ、愛、そして「ゆるし」を追求しつづけた三浦文学の真髄がここにある。