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[BOOKデータベースより]
近年、クレオール性、ポストコロニアリズムというステージで、ことさらファノンに光があてられている。が、そもそもファノンの思想は、ネグリチュード‐黒人性を脱し、肌の色を越えた「人間」の立場へ向かおうとすることから始まったのではなかったか。終章「ファノンと現代」を新たに書きあらため、21世紀の世界の中で、いわゆる暴力論をも含めたファノンの思想全体をみつめなおした決定版。
1 ファノンの思想(はじめに―ファノンと私;人間を解き放つ ほか)
[日販商品データベースより]2 ファノンの生涯(マルティニック時代;「本国」への「留学」―精神科医へ ほか)
3 ファノンの著作(『黒い皮膚/白い仮面』(一九五二);『革命の社会学』(一九五九) ほか)
5 二〇〇五年にファノンを読む―「ファノンと現代」再考(イリッチ、金芝河、ゲバラ;マルティック島のファノン ほか)
植民地世界に己の生の根幹を見つめて生成したファノン思想。暴力システムと文化の一律化が地球規模で浸透する現代、その人間解放の思想が復権する。21世紀の世界の中でファノンの思想全体を見つめ直した決定版。