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[BOOKデータベースより]
宗教戦争の動乱のただなかにあった16世紀フランスに生き、ギリシア・ローマの思想家の著作を繙きつつ、時代に向き合い、“わたし”という人間の自画像を描いたミシェル・ド・モンテーニュ。そのモンテーニュの『エセー』を枕頭の書としてきた著者は、この文人を「愛すべき人物」と呼ぶ。モンテーニュの言葉を読む愉しさに浸り、『エセー』の言葉を検討し、自分の考えと突き合わせる。人生を振り返りながら、モンテーニュの言葉に立ちもどり、考え直す。“生きるということ”への問いかけの前に立ち、頭の中を去来する日々の泡のような思いをすくい取りながら綴る、随筆/随想(エセー)。
忘却への抵抗
[日販商品データベースより]生き直す試み
わたしはあらゆる面で、自分の主人でありたい
倚りかからず
習慣について・ながら族
人生の貸しと借り
人付き合いについて
好奇心は疫病神か
すぐにページをめくる人間
学問―私の愚行について
書物との付き合いについて
名誉と栄光
旅=“脱自己”の喜び
パリとローマ
弱虫人間の覚悟
結婚のルール、恋愛のルール、性愛のルール
孤独への誘い
人間はいかなる動物か
静かにこっそりと死ぬ
想像力について
快楽こそ人生の目的
書くことと生きること
宗教戦争の動乱のただなかにあった16世紀フランスに生き、ギリシア・ローマの思想家の著作を繙きつつ、時代に向き合い、〈わたし〉という人間の自画像を描いたミシェル・ド・モンテーニュ。
そのモンテーニュの『エセー』を枕頭の書としてきた著者は、この文人を「愛すべき人物」と呼ぶ。モンテーニュの言葉を読む愉しさに浸り、『エセー』の言葉を検討し、自分の考えと突き合わせる。人生を振り返りながら、モンテーニュの言葉に立ちもどり、考え直す。
〈生きるということ〉への問いかけの前に立ち、頭の中を去来する日々の泡のような思いをすくい取りながら綴る、随筆/随想(エセー)。