- 酢の絵本
-
- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2006年04月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784540052002
[BOOKデータベースより]
神に捧げた酒が酢を生んだ
日本に酢がやってきた。江戸の酢づくり
世界の酢、いろいろ
酢は、どうやって生まれるのか?
すっぱい酢が、どうしておいしい?
酢づくりの手順を覚えよう!
柿酢をつくろう!(1)まずはアルコール発酵
柿酢をつくろう!(2)酢酸菌をつかまえよう!
柿酢をつくろう!(3)殺菌と熟成
りんご、ぶどうなどでもつくってみよう!
柿酢を種酢にして、米酢をつくってみよう!
鹿児島の壷酢は、むかしながらの米酢
自家製の壷酢をつくってみよう!
おすしに酢のもの、酢がたっぷり
酢を使った料理いろいろ
神に捧げた酒が酢を生んだ。日本酒から米酢、ワインからワインビネガー、世界中の酒がお酢になる。渋柿をつぶし、酢酸菌をつかまえて柿酢づくり。ワインビネガー、米酢、壺酢にもチャレンジしよう!
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調味料として使われる「酢」。酢の始まり、作り方、種類、発酵のしくみ、自宅でできる酢の作り方と実習、料理などを紹介。
おそらく最古の調味料の1つ、酢。このシリーズは身近にあるものでも意外と知らないことが多いので、読み応えがある。大人も充分満足できる、濃い内容。
自宅で柿酢を作ったことがあるが、出来てすぐはあまりおいしくなかった。がっかりしてしばらく放置してから、改めて味見したら、おいしくなっていた。不思議に思っていたが、熟成させることで味が変わるのを知り、納得した。
麹や米を使って、自宅でも黒酢や米酢を作ることができると知り、驚く。ただ、1年くらいはゆっくり熟成させる場所が必要。鹿児島には、野外に壷を置いて熟成させるそうで、広大な敷地に酢の壷がたくさん置いてある様子は圧巻だ。
果物や穀物などでお酒を作り、その後、酢酸菌によって酢になる。酢になりそこねると、雑菌が繁殖して、分解されて自然に還る。その様子がダイナミックなイラストで表現され、命の循環や、自然のしくみの不思議さを感じられて楽しい。
神話の時代を思わせる雰囲気の絵が、発酵の素敵さを盛り上げてくれて、見ているだけでも楽しい。
酢の研究者が書いたので、内容がしっかりしている。巻末にはより詳しい解説もあり、年齢に応じた、充実した読書ができる。(渡”邉恵’里’さん 40代・東京都 )
【情報提供・絵本ナビ】