- 喰いたい放題
-
- 価格
- 660円(本体600円+税)
- 発行年月
- 2006年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784334740559
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[BOOKデータベースより]
私のこれまでの五十年を通じて、一番印象に残っているのは、敗戦前後の飢餓時代に、たまに口にすることのできた銀シャリだった(「あとがき」より)。そう書く著者が喰べ物について心がけている唯一のことは、米とか、味噌とか、豆腐とか、日常茶飯の物をこそ吟味すること。豪快無比な人生を味わい深く彩る食の数々。口腹の悦びに満ちた名エッセイ集。
練馬の冷やしワンタン
駄喰い三昧
おうい卵やあい
ソバはウドン粉に限る
江戸前の落ちこぼれ もんじゃと豆かん
右頬に豆を含んで
大喰いでなければ
花の大阪空腹記
紙のようなカレーの夢
及ばざるは過ぎたるが如し
ギュウニュウたこかいな
朝は朝食 夜も朝食
キョーキが乱舞するとき
あつあつのできたて姐ちゃん
フライ屋風来坊
甘くない恋人たち
向う横丁のたばこ屋の
酒は涙か
大物喰らい
徹夜交歓
肉がなけりゃ