- いのちのいろえんぴつ
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- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2006年03月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784774606743
[BOOKデータベースより]
『おはよう日本』で紹介され、反響の声が届いています。10歳で脳腫瘍の発病。車いすで通った学校。少女が綴った命の詩と絵の記録。
[日販商品データベースより]実話を基にしてつくられた創作作品。本書の中の詩とその側にある絵は、10歳で脳腫瘍を発病した少女が、病気と闘いながら色鉛筆で描いたもの。生きることへの素直な気持ちがいっぱい詰まった絵本。〈受賞情報〉けんぶち絵本の里大賞びばからす賞(第16回)
10歳の時に脳腫瘍が発病。
11歳で生涯を閉じるまでの豊島加純ちゃんの命のメッセージは、右手が使えないので一生懸命左手で書いた詩と先生からもらった12色の色鉛筆で描いた絵。
運命を予知していたかのように、一瞬一瞬を大切にして時刻までが記載されている。
今はもうない命のとてもまぶしい輝きだから、いいかげんな気持ちでは読めないと思いました。
絵本では、こやま峰子さんが文を書き、マイケル・グレイニエツさんが絵を描き、この絵本を成立させています。
その絵と文に色づけされた加純ちゃんの肉筆と絵。
主役は豊島加純ちゃん本人です。直筆は読者に感じ取って欲しいと思いました。
そして、絵本を読んだ自分達にもできることがあることを考えたいと思いました。
それは、今を大切にすること? 命を大切にすること? 悲しいと思う心を大切にすること? 人を愛すること?
みんな、みんな集まって、いろんな色があつまってできるのが「いのちのいろえんぴつ」だから、加純ちゃんのためにできることを一緒に探しましょう。
天国にいる加純ちゃん、ありがとう。(ヒラP21さん 50代・千葉県 男の子12歳)
【情報提供・絵本ナビ】