中国・改革開放の政治経済学

Ｍｉｎｅｒｖａ人文・社会科学叢書　１１１

ミネルヴァ書房
三宅康之　

• 価格: 5,500円（本体5,000円＋税）
• 発行年月: 2006年02月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784623045488

内容情報

[BOOKデータベースより]

中央と地方の関係とは？―経済政策の策定と実施の政治過程の分析を通じて、改革開放の政治経済を多面的動態的に検討する。

序章　現代中国へのアプローチ―政治経済学の可能性
第１章　改革開放の政治経済学
第２章　転換期の農工業改革―趙紫陽と「四川経験」
第３章　地方大都市の制度改革―計画単列市の試み
第４章　財政制度改革と中央地方関係
終章　改革開放の歴史的意義

[日販商品データベースより]

現代中国の歴代執政者は、巨大国家を安定的に統治するのみならず急速に近代化するための機構をいかに構築したのか。地方指導部に視点を据え、共産党独裁体制の統治の内実とその実質的変容に迫る。〈受賞情報〉大平正芳記念賞（第２３回）