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- 春になったら莓を摘みに
-
- 価格
- 605円(本体550円+税)
- 発行年月
- 2006年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101253367
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「おすすめ夏の文庫2014」レビューコメント
「西の魔女が死んだ」が映画化された梨木香歩さんのエッセイ。代表作からも児童文学のイメージが強い方ですが、エッセイも何冊か出されています。英国の下宿生活で起こる様々な出来事と女主人のウェスト夫人との交流を中心に自分にとって大切なこと、大事にしたいこととは何か?異なる考え方を持つ人々との間でどのようにそれを保っていくのか?を細やかな思考で書かれていると思います。特に文庫版のみに収録の「五年後に」の中にある「できることとできないこと」のくだりが必見です。(コットン/女性/30代)
[BOOKデータベースより]
「理解はできないが、受け容れる」それがウェスト夫人の生き方だった。「私」が学生時代を過ごした英国の下宿には、女主人ウェスト夫人と、さまざまな人種や考え方の住人たちが暮らしていた。ウェスト夫人の強靭な博愛精神と、時代に左右されない生き方に触れて、「私」は日常を深く生き抜くということを、さらに自分に問い続ける―物語の生れる場所からの、著者初めてのエッセイ。
ジョーのこと
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子ども部屋
それぞれの戦争
夜行列車
クリスマス
トロントのリス
最近のウェスト夫人の手紙から―二〇〇一年末
五年後に