経済総体の構造連関

ケインズ派と「古典派」
神戸学院大学経済学研究叢書　１４

晃洋書房
佐藤伸明　

• 価格: 3,300円（本体3,000円＋税）
• 発行年月: 2006年03月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784771017016

内容情報

[BOOKデータベースより]

本書はＫｅｙｎｅｓ的均衡と「古典派」的均衡の有り得べき相違を構造連関の視点から理論的に研究しようとするものである。

第１章　Ｋｅｙｎｅｓの有効需要論とＳａｙ法則
第２章　不完全雇用均衡
第３章　均衡部門所得構造
第４章　動的均衡と部門構造
第５章　生産力成長の恒常性と構造連関
第６章　生産力成長と外部性―Ｋｒｕｇｍａｎの不均等発展学説によせて
第７章　均衡国民所得の構造独立性
第８章　技術進歩の構造連関

[日販商品データベースより]

「古典派」的均衡とケインズ的均衡における部門構造の特性や体系全体と諸部門の結びつきの差異は存在するのか、セイ法則が成立する時としない時では、体系と諸部門の構造関連はどのように違うのかを理論的に考察。