- 北斗の人 下 新装版
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- 価格
- 704円(本体640円+税)
- 発行年月
- 2006年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062753586
[BOOKデータベースより]
江戸の道場をつぎつぎと破り、剣名もあがった千葉周作は諸国回行に出ることを決意した。まず目指すは当時、最大の剣門「馬庭念流」の本拠地、上州。かって馬庭念流の剣客に敗れたことへの雪辱と、兵法の国・上州で名を売れば天下の剣は滔々として「北辰一刀流」になびくであろうと考えてのことだった。
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ユーザーレビュー (3件、平均スコア:4)
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井沢ファン
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道場破りのいきさつ
千葉周作が剣で身を立ててゆくための道場破りを上州、高崎で行うところから始まる。道場破りは恨みを買うため試合前後に襲撃されるケースが多いということや、それを避けるための褒め殺し、「舌刀」も必要だということは興味深かった。そしてその技術を秘伝ではなく、客観的に誰でも体得できるようにマニュアル化できたことも指導者としの非凡さも持ち得ていたのだろう。また、江戸時代に剣術は幕府を中心に軽視されていた時代に、幕末の攘夷が高まろうとする少し前に活動で来た時運にも支えられたと思うが、やはり、並外れた剣術の技量を高められたことや、優れた指導力、ゆるぎない精神力のたまものが成功に導いたということを知らされ、かつ、面白く読めた本であった。
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井沢ファン
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道場破り
千葉周作が剣で身を立ててゆくための道場破りを上州、高崎で行うところから始まる。道場破りは恨みを買うため試合前後に襲撃されるケースが多いということや、それを避けるための褒め殺し、「舌刀」も必要だということは興味深かった。そしてその技術を秘伝ではなく、客観的に誰でも体得できるようにマニュアル化できたことも指導者としの非凡さも持ち得ていたのだろう。また、江戸時代に剣術は幕府を中心に軽視されていた時代に、幕末の攘夷が高まろうとする少し前に活動で来た時運にも支えられたと思うが、やはり、並外れた剣術の技量を高められたことや、優れた指導力、ゆるぎない精神力のたまものが成功に導いたということを知らされ、かつ、面白く読めた本であった。
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井沢ファン
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意外に興味をそそられた
千葉周作の半生記。剣に生きる人間だが、その時代の既成概念を崩壊して新しいものを創造するという点が描かれており面白い。当時でいう時の人であるものの、若い時代の苦労は尋常ではないということも興味をそそられた。