- 世界の恐ろしい話 改訂版
-
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2006年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784035126201
[BOOKデータベースより]
ファウストの家、ドナウ川の水の精、ゆうれいのさけぶ声、魔弾の射手ほか、悪魔に魂をうばわれた話、水の精に命を捧げる話、死に神の話など―自然への畏敬と生命の尊さを語り伝える、世界の民話と伝説。小学校中学年から。
[日販商品データベースより]ファウストの家、ドナウ川の水の精、幽霊の叫ぶ声、魔弾の射手ほか、悪魔に魂を奪われた話、水の精に命を捧げる話、死に神の話など、自然への畏敬と生命の尊さを語り伝える、世界の民話と伝説を15話収録。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ル・ルーとばあやのケーキ
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2014年09月発売】


























ヨーロッパ諸国の伝説などを中心に15話。
1970-74年刊行の「少年少女・類別/民話と伝説 全34巻」から、怖ろしい話を選び、改定・改装。1989年改版15刷、2006年改訂版1刷。
オペラや文学作品、映画やゲームなどで、目にしたことがある話がいくつかあった。
「ファウスト」(ゲーテの作品、手塚治虫の漫画にもなった)
「ドナウ川の水の精」(音楽や民話などで、聞いたことがあった)
「魔弾の射手」(タイトルだけ知っていた)
それらの断片的な言葉が、この本のお話を読むことで、しっかりした物語として理解できたのが嬉しい。
子ども向けに要約・読みやすく加工してあると思うが、なかなか読み応えのある恐ろしい話だ。
このシリーズは、同じテーマで「世界のー」「日本のー」と別々に特集を組んでいるため、通読していくと、地域や歴史が違うことや、人々の考え方や暮らし方の違いが感じられる。
日本の「恐ろしい話」は感情に訴えてくるような話が多かったが、世界の方は、見た目の恐ろしさや、契約違反の恐ろしさなど、生々しいものが多かった。
日本の幽霊の映画と、欧米のスプラッタ系映画の違いを思わせる。「恐ろしい」の基準が違うのが印象に残った。
どの話も1話完結・読み切りで、文字も大きく、雰囲気のある挿絵も楽しめるので、気軽に読めるのも魅力。
おとなが読んでも楽しめるのが嬉しいシリーズだ。(渡”邉恵’里’さん 40代・東京都 )
【情報提供・絵本ナビ】