論争する宇宙

「アインシュタイン最大の失敗」が甦る
集英社新書　０３２７Ｇ

集英社
吉井讓　

• 価格: 748円（本体680円＋税）
• 発行年月: 2006年01月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784087203271

内容情報

[BOOKデータベースより]

アインシュタインだけではなく、数多くの天才たちが独創し、迷い、激しく論争しながら創り上げてきた「宇宙」の像。その途方もないスケールと気の遠くなる時間の中で、宇宙の果て、始まり、終わりを観測するとは、いったいどういうことだろう。そして、他ならぬアインシュタイン自身が「生涯最大の失敗」として否定した「宇宙定数」は、どうして甦ったか。自分たちの研究専用に自力で「すばる」に次ぐ日本第二の望遠鏡を作ってしまった銀河物理学者の案内でめぐる。好奇心満開、宇宙論の最先端。

第１章　二〇世紀宇宙論の始まり
第２章　宇宙観測の進展
第３章　行き詰まった宇宙論
第４章　宇宙の構造を決めるもの
第５章　よみがえる宇宙定数
第６章　宇宙の最深部を探る
第７章　マグナム・プロジェクト

[日販商品データベースより]

多くの天才たちの観測、研究、論争が創り上げる宇宙の像。そして、アインシュタイン自身が否定した「宇宙定数」は、なぜ甦ったのか。銀河物理学者の案内でめぐる、好奇心満開、宇宙論の最先端。