- 模倣犯 1
-
- 価格
- 1,045円(本体950円+税)
- 発行年月
- 2005年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101369242
[BOOKデータベースより]
墨田区・大川公園で若い女性の右腕とハンドバッグが発見された。やがてバッグの持主は、三ヵ月前に失踪した古川鞠子と判明するが、「犯人」は「右腕は鞠子のものじゃない」という電話をテレビ局にかけたうえ、鞠子の祖父・有馬義男にも接触をはかった。ほどなく鞠子は白骨死体となって見つかった―。未曾有の連続誘拐殺人事件を重層的に描いた現代ミステリの金字塔、いよいよ開幕。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。

ユーザーレビュー (5件、平均スコア:5)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
HonyaClub.comアンケート
-
「夏の文庫2015」レビューコメント
現代ミステリーの最高傑作!!!(ママチャリ55/男性/40代)
-
HonyaClub.comアンケート
-
「怖い本」レビューコメント
身近になんだかいそうで怖いと感じました。(ミミタロウ/女性/30代)
-
ほんらぶキャンペーン
-
「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【その他】 私にとっては初の長編。ですが長編に全く感じず、次々と物語に引き込まれて、最後には自分の考え方をも変えてしまうような本だと思いました。今では猟奇的な犯罪の報道などを見る度この本を思い出すほどです。1つの事件を様々な立場から描いているので、共感したり、怒りを感じたり、悲しんだり、深く考えさせられたり、いろいろな感情や想いが沸き、展開に飽きを感じさせません。そして真相が明るみになる衝撃のラスト。これだけ多くの感情を持って本に没頭した事は初めてで、とても印象深い作品です。
-
ほんらぶキャンペーン
-
「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
人間の恐ろしい部分、病んだ部分の描写が多く、決して楽しくは読めませんが、生きるということの不確かさ、不安を強く感じさせられ、逆に引き込まれます。この作家の一番の傑作だと思います。
-
HonyaClub.comアンケート
-
「オススメの夏の文庫100冊」レビューコメント
今まで色々読んできましたが、ほのぼのする話、切ない話、面白い話など様々なストーリーを楽しめます。怖いと感じるストーリーも、いくつかあって私が今思い出したのが、≪模倣犯≫なんです。これは、オカルト的な恐怖ではなく、現実にその辺に住んでて普通に暮らしている人の話かも・・・と思えるから。当たり前の日常の中、あってもおかしくないなと感じるという部分が怖いですね。宮部さん特有の魅力で、どんどん読んじゃいますよ。オススメです☆