- 博士の愛した数式
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- 価格
- 693円(本体630円+税)
- 発行年月
- 2005年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101215235
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ユーザーレビュー (8件、平均スコア:5)
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Katsuei
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ここまで人間臭い数学者を想像した作家に感服
認知症で短期記憶が無くなくとはどんなものかと思い、この本を読んでみた。
交通事故で80分以上記憶している事が出来なくなった老いた数学者が生きる世界はどんなものなのか、果たして生き甲斐を感じることができるものなのか?
フィクションでありながら、何処となく現実味があるストーリーに魅了された。
博士の愛した数式とは、そして守らねばならぬ者とは誰なのか。
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HonyaClub.comアンケート
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「夏の文庫2015」レビューコメント
初めて読んだのが夏だったので。いとおしさと切なさが合い混ぜになって、心が温まる作品です。(●×●/女性/30代)
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HonyaClub.comアンケート
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「夏の文庫100冊 2013」レビューコメント
博士がコートにたくさんメモつけて。。なんか胸キュンとなった本(えいまま/女性/60代以上)
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HonyaClub.comアンケート
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「夏の文庫100冊 2013」レビューコメント
学生時代に戻って、数式を勉強したくなりました。(しゅに/女性/40代)
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HonyaClub.comアンケート
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「夏の文庫100冊 2013」レビューコメント
事故で80分間しか記憶が持たない数学者の博士と家政婦をすることになった親子との交流が純粋な気持ちを与えてくれる(f/男性/20代)
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【癒しの1冊】 最初から気になってはいましたが、集めていた新潮文庫で出版されていることを知って、急ぎ買いました。なので最初は、興味本位でした。でも、ストーリーは短調でありながら明快、かつ数学という難解な世界を「博士」というフィルターを通すことで、すぐ私たちの身近にまで舞い降りさせる。小川洋子さんの技術には感服しましたし、この本は間違いがない、どんな時も心に響いてくれる本です。
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HonyaClub.comアンケート
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「オススメの夏の文庫100冊」レビューコメント
カフェでこの文庫本を眺めてる自分を想像してもかなり理知的度が上がるかなって思うんだよね(笑)。数学は高校まで全く興味が無かったのだけど、社会人になって四則以外でかなり使える事が分かってから、もっと勉強しておけばよかったって思ったりする。今、実はちょっと数学やりたいって気持ちなんだよね。この本だけど、数学が苦手な人でもOKって触れ込みで、多分かなりの人が読んでるんじゃないかな?
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APO
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「永遠の真実は、目には見えないのだ。」
これはいい小説でした。美しい、というべきでしょうか。
登場人物たちが数学と阪神タイガースで結ばれている、という設定も面白かったです。
記憶が80分しか持続しない博士の姿は、きっと読む人に普通のありふれた日々の愛おしさを教えてくれるはず。
また、この本を読む前に読んでしまったのですが、『世にも美しい数学入門』も読後におすすめです。
[BOOKデータベースより]
「ぼくの記憶は80分しかもたない」博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた―記憶力を失った博士にとって、私は常に“新しい”家政婦。博士は“初対面”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が博士の言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。第1回本屋大賞受賞。