- ウィトゲンシュタイン哲学宗教日記
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1930ー1932/1936ー1937
Denkbewegungen.講談社
ルードヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン イルゼ・ゾマヴィラ 鬼界彰夫- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2005年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784062129572
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[BOOKデータベースより]
死後42年たって新発見された幻の日記。『論考』から『探究』へ―大哲学者が書き残した、自らの思考の大転換、宗教的体験、そして苛烈な内面の劇!真の信仰を希求する魂の記録。
第1部 一九三〇‐一九三二
[日販商品データベースより]第2部 一九三六‐一九三七
コメンタール
隠された意味へ―ウィトゲンシュタイン『哲学宗教日記』(MS183)訳者解説
真の信仰を希求する魂の記録!
死後42年たって新発見された幻の日記
『論考』から『探究』へ―大哲学者が書き残した、自らの思考の大転換、宗教的体験、そして苛烈な内面の劇!“隠された意味”は何か!?
私の本『論理哲学論考』には素晴らしい真正の箇所と並んで、まがい物の箇所、つまり、言ってみれば私が自分特有のスタイルで空所を埋めた箇所も含まれている。1930.5.16
真の謙虚さとは、1つの宗教的問題である。1930.10.18
私はすべてを自分の虚栄心で汚してしまう。1931.5.6
人は職人の比喩に惑わされているのだ。誰かが靴を造るというのは1つの達成である。しかしいったん(手元にある材料から)造られたなら、靴はしばらくの間は何もしなくても存在し続ける。しかしながら、もし神を創造主と考えるのなら、宇宙の維持は宇宙の創造と同じくらい大きな奇跡であるはずではないのか、1937.2.24――<日記本文より>
『論考』がウィトゲンシュタインにとっての原罪であり、それを克服するためにこそ、この日記が書かれたのだという言葉に、おそらく多くの読者が驚き、いぶかしがられることと思う。――<訳者解説「隠された意味へ」より>