環境形成と農業

新しい農業政策の理念を求めて

昭和堂（京都）
柏久　

• 価格: 2,200円（本体2,000円＋税）
• 発行年月: 2005年11月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784812205341

内容情報

[BOOKデータベースより]

現代日本の農業政策は環境の世紀にふさわしいだろうか？戦後から現在までつづく農業政策を見直すことで日本農業のあり方、そして将来を考える。

第１部　食料と環境（食料自給率とは何か？―背景にある政治的意図と構造；食料をめぐる貿易政策―何のための自由化阻止か？；食生活の変化と農業政策―洋風化はいかにして？　ほか）
第２部　食料生産の国内基盤（食料生産基盤としての農家と農村―「むら」を構成する農家；「むら」社会のエートス―官僚主導型農業構造の基盤）
第３部　官僚主導型農業構造（農業協同組合は何のために？―官僚主導型農業構造の一翼；農業構造の骨格としての食糧管理法―なぜ５３年もつづいたのか？；コメの自由化と農業構造の揺らぎ―関税率４９０パーセントの怪？　ほか）
よりよい環境形成のため農業はどうあるべきか？

[日販商品データベースより]

環境の世紀といわれる現代、より良い環境を作り出すため農業は重要な役割を果たす。著者の長年にわたる環境と農業の問題をめぐる研究を基に、戦後から現在までの農業政策を見直し、日本の農業のあり方と将来を考える。