- 項羽と劉邦 下巻 改版
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- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2005年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101152332
[BOOKデータベースより]
楚漢の天下争いは勝負がつかない。圧倒的な項羽軍の前に、穀倉のある山にのぼってこれと対峙する劉邦軍。やがて和議成って故郷に帰る項羽軍を劉邦は追撃し垓下に囲む。ある夜、包囲軍の中から楚の国の歌が湧き上がるのを聞いた項羽は、楚人はことごとく漢に降伏したかと嘆き、天が我を滅ぼしたことを知る。あらゆる人物の典型を描出しながら、絢爛たる史記の世界を甦らせた歴史大作。
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:3)
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井沢ファン
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逆転
項羽に歯が立たない劉邦が、力をつけてなかなか動いてくれない将軍、韓信と彭越(ほうえつ)の協力をようやく仰いで項羽を攻め落とすまでを描いている。項羽と劉邦の関係を詳しく書いているが、やや冗長すぎ飽きがくる。晩年の年になって読んだのでそのように感じるが、若年の時に読んだら、また違った感想だったかもしれない。高校時代に読んだ歴史小説、井上靖の蒼き狼や敦煌などを思い出させる。これでほとんど著者の主要な作品はここ1、2年前に初めて読んでから読破したように思う。ただ大河ドラマに出ていた本は除外したが100冊はくだらない。