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[BOOKデータベースより]
天下を統治できるのは天命を受けた唯一人の天子のみ。中国文明の“歴史の父”司馬遷が創造した「正統」の観念は、中国人がこだわる歴史認識を決定づけた。変化があっても認めない、記録しない。正史は永久不変の理想の姿を描くもの。ところが現実には三国時代、南北朝時代と王朝が並立、しまいには北方の遊牧帝国に侵入される始末。その屈辱を晴らすため、新興民族を夷狄と蔑む負け惜しみ、それこそが「中華思想」だ。では中国はつねに純然たる「漢人」のものだったのか?歪められた歴史の滑稽、ここに見たり。
序章 中国人の歴史観―つくられた「正統」と「中華思想」
[日販商品データベースより]第1章 司馬遷の『史記』―歴史の創造
第2章 班固の『漢書』―断代史の出現
第3章 陳寿の『三国志』―「正統」の分裂
第4章 司馬光の『資治通鑑』―負け惜しみの中華思想
第5章 宋濂らの『元史』―真実を覆い隠す悪弊
第6章 祁韻士の『欽定外藩蒙古回部王公表伝』―新しい歴史への挑戦
「中華思想」「正統」の理想を守るためなら、都合の悪い現実はひたすら覆い隠す。現代まで尾を引く中国人の歪んだ歴史観の系譜を辿る。ベストセラー「歴史とはなにか」の中国史編。