〈社会〉への知／現代社会学の理論と方法 下

経験知の現在　

勁草書房
盛山和夫　

• 価格: 3,850円（本体3,500円＋税）
• 発行年月: 2005年08月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784326601899

内容情報

[BOOKデータベースより]

国家でも家族でもない、「社会」についての経験知はいかにして可能なのか。インタビューやアンケートなどを用いた研究手法に潜む「社会」観をとらえる。

新しい「社会」への知を求めて―経験的研究からの挑戦
第１部　経験を捉える眼（長期継続的な社会調査の最前線―調査と理論との往還；経験的研究におけるデータの「発見」―理論からデータへ；古くからの課題に答える―マルチレベル・モデルの可能性；人生の出来事と記憶―データの質的／量的側面の活かし方）
第２部　経験を解釈する力（実証主義の興亡―科学哲学の視座と所見；言説の歴史を書く―言説の歴史社会学の作法；解釈と実践―カルチュラル・スタディーズの射程；「どのように」と「なに」の往還―エンピリカルな構築主義への招待；差異の政治―ポストモダン・フェミニズムの認識地平と戦略そして可能性）