巨人の風車

サンタ・マリア号の反乱
理論社名作の森　

理論社
吉田とし　村山知義　

• 価格: 1,980円（本体1,800円＋税）
• 発行年月: 2005年08月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784652005286

内容情報

[BOOKデータベースより]

１９６１年１月２１日夜半、ポルトガルの豪華客船、サンタ・マリア号が、カリブ海上で乗客にのっとられました。この事件の首謀者は、ポルトガルの元陸軍大尉エンリケ・ガルバンであり、最初は現代の海賊かと思われたガルバン一味の行動が、実は、ポルトガルのサラザール独裁政権をうちたおす、革命運動であること。船は、ヨーロッパ人・アメリカ人・ベネズェラ人の婦人子どもをふくむ６００人の乗客を乗せたまま航路を変え、ゆくえをくらまそうとしていること―などがわかってくると、全世界の興味はいっそうわきたちました。その１３日間、サンタ・マリア号に何が起こったか？われらがドン・キホーテは、勇敢に独裁政権に立ち向かった。

[日販商品データベースより]

１９６１年、豪華客船サンタ・マリア号は、カリブ海上で乗客にのっとられてしまう。最初は海賊かと思われたが、実は独裁政権に対する革命運動だった…。実際の事件を材料にした、壮大な海洋冒険小説の傑作。