- 妖精の騎士タム・リン
-
スコットランドの民話
Tam Lin.- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2005年08月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784097273691
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[BOOKデータベースより]
マーガレットは、毎日朝から晩まで、お城の塔のてっぺんの部屋で、ししゅうをしていました。ししゅうなんか、大きらいでした。お城の外に行って、思いきり走ったり大きな声で笑ったり、わくわくするような冒険がしてみたかったのです。けれど、マーガレットはスコットランドの王女様でしたから、おぎょうぎよくおとなしくすわって、ししゅうをしていなければなりませんでした。どこかの王子様が結婚を申しこみにきてくれるまで、だまってじっと待っているのです。ある日マーガレットは、お城をとびだして、緑の牧場をどんどん走っていきました。「カーターヘイズの森に行って、赤いバラをつもう」と、マーガレットは心に決めていました。でもカーターヘイズの森は、おそろしいところでした。妖精の騎士タム・リンがあらわれて、入った者に呪いをかけ二度とでられないようにしてしまうと、だれもが知っていました。タム・リンは、美しい若者でした。金色の巻き毛が風にゆれ、日に焼けた肌も金色にかがやいていました。夏の空のように青い目で、タム・リンは、じっとマーガレットをみつめました。そして、マーガレットは…。愛する人を救うためにたたかう王女様の愛と勇気の物語。
[日販商品データベースより]王女マーガレットは、毎日朝から晩までお城で刺繍をして過ごしていました。ばあやは「お行儀よくしていれば、すてきな王子様が結婚を申し込みに来てくれますよ」と言うのですが、マーガレットはお城の外へ行って、わくわくするような冒険がしたかったのです。ある日マーガレットは、お城をとびだすと、けっして入ってはいけないと言われていた森に出かけていきました。そして、美しい青年タム・リンに出会います。しかしタム・リンは、魔女の呪いのために、森から出ることができないのです……。囚われのタム・リンを救うためにたたかう王女様の、愛と勇気の物語です。スコットランドに伝わる叙事詩をもとに、スーザン・クーパーが再話し、見事に現代によみがえらせました。