宗教と生命倫理

叢書〈倫理学のフロンティア〉　１６

ナカニシヤ出版
小松美彦　土井健司　

• 価格: 2,860円（本体2,600円＋税）
• 発行年月: 2005年05月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784888489539

内容情報

[BOOKデータベースより]

現代の生命倫理に論争的な新たな視点を提示。各宗教がもつ死生観から、大きく急速に変容する現代の生命観を捉え、独自の議論を展開。

０　なぜ「宗教と生命倫理」なのか
１　死者を遇する“倫理”―仏教と生命倫理
２　「いのち」の倫理の再構築に向けて―キリスト教の視点から
３　儒教と生命倫理の可能性―基礎作業の試み
４　ヒンドゥー教に学ぶ“いのち”の哲学
５　「イスラーム」と「生命倫理」
６　神道世界の死生観から
７　中世説話における動物の生命―殺生の宗教学へ
８　生命があるとは、どういうことか―宗教と自然の生命

[日販商品データベースより]

キリスト教、イスラーム、仏教、ヒンドゥー教、儒教、神道…。各宗教が持つ死生観から、大きく急速に変容する現代の生命観を捉え、独自の議論を展開。現代の生命倫理に論争的な新たな視点を提示する。