この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 極私的映画論
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2025年02月発売】
- 森達也の夜の映画学校
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2006年04月発売】
- 映画評論家への逆襲
-
価格:990円(本体900円+税)
【2021年06月発売】
- ダンとアンヌとウルトラセブン
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2021年02月発売】
[BOOKデータベースより]
ドキュメンタリーとは事実の客観的記録である―ほんとうにそうなのだろうか?すべての映像は、じつは撮る側の主観や作為から逃れることができない。ドキュメンタリーを事実の記録とみなす素朴で無自覚な幻想からは、豊かな表現行為は生まれようがない。だが、撮ることに自覚的で確信犯的な作品の中には、観る側の魂を鷲づかみにしてきたものが多々ある。本書は、ドキュメンタリーというものが拓いてきた深甚な沃野に向き合い、その悪辣で自己本意で、自由で豊潤な表現世界の核心へと迫るものである。たんなる映画作品論ではない。この現実世界の見方そのものを揺さぶる鮮烈な論考である。
ドキュメンタリーに惹かれる
[日販商品データベースより]「客観的な真実」
オウム真理教を撮る
撮る側のたくらみ
フィクションとノンフィクションの境界で
わかりやすいマスメディア
全ての映像はドキュメンタリーだ
陽の目を見なかった企画
報道とドキュメンタリー
ドキュメンタリーの加害性
セルフ・ドキュメントという通過点
世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい
ドキュメンタリーは嘘をつく
ドキュメンタリー映画評
「公正中立な視点」とは危うい神話でしかない…。事実と虚構の境界をあえて踏み越え、確信犯的にカメラを回すことの覚悟とそれゆえに開ける豊潤な地平とを見据えた、世界の見方を揺さぶる鮮烈な論考。