- マリー・アントワネット
-
革命の犠牲になったフランス最後の王妃
小学館版学習まんが人物館
- 価格
- 935円(本体850円+税)
- 発行年月
- 2005年04月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784092700178
[BOOKデータベースより]
外国人の王妃は、民衆にとって、憎むにはつごうのいい対象でした。民衆は王妃を「オーストリア女」とよび、ののしりました。フランス革命のぎせいとなったマリー・アントワネットは、堂どうとした態度で死にのぞみました。革命の犠牲になったフランス最後の王妃の物語。
第1章 ひとりぼっちの王女
第2章 首かざり事件
第3章 しのびよる革命の嵐
第4章 嵐の中の小舟
第5章 最後のとき
14歳でフランス皇太子妃として迎えられ、23年後には断頭台に消えたマリー・アントワネット。数奇な運命をたどった悲劇の生涯を、近代社会のスタートとなったフランス革命を背景に、興味深く紹介します。
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このシリーズ、小3の息子とかなりハマって読んでいます。
漫画ではありますが、事実に基づいて描かれているのと、
漫画自体も変に崩したイラストとかではないので、内容に集中して
読み進めることが出来ました。
マリー・アントワネットと言えば、わがままで、贅沢をし過ぎて、
処刑された人というイメージがありましたが、本を読んでみて、
実際には国民にかなり誤解されていた部分があったのだなという
ことがわかり、印象が変わりました。
オーストリアからフランスのルイ16世の元へ嫁いだマリー・アントワネットは、
外国人の王妃ということで、民衆にとって憎むには都合のいい対象であったこと、
長年の赤字財政のツケが、ルイ16世の時代に回ってきてしまったこと、
マリー・アントワネットは、フランス革命の犠牲者であったと感じました。
「不幸に会って初めて人間は自分が何者であるかがわかります」
と、マリー・アントワネットは言葉を残しています。
自分が歴史的人物となる定めを負っていることを理解し、死に臨んだ姿は、
感動すら覚えました。
今のフランスという国の影には彼女の姿があることを、子ども達にも
是非読んで知って欲しいと思います。(どんぐりぼうやさん 30代・東京都 男の子8歳)
【情報提供・絵本ナビ】