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価格:4,070円(本体3,700円+税)
【2019年05月発売】
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[BOOKデータベースより]
第1編 中国中小企業を研究する意義(世界の中小企業;中国中小企業の意義)
[日販商品データベースより]第2編 中国中小企業の歴史と現状(政治運動に左右された中小企業(1949〜1977年);自由放任の中小企業(1978〜1998年);中小企業の新紀元(1998年〜);中国中小企業を取り巻く環境;中国中小企業の実態)
第3編 中国中小企業への提言(新モデルの導入;堅実な成長で世界へ)
中国の中小企業を専門分野として研究されたものは極めて少ないが、その数は1000万社を超えるといわれており、これからの中国では、中小企業問題は避けられない課題となっている。農業国から工業国へ、世界の工場から世界の市場への経済構造の大転換を実施している中国は、その大転換に不可欠とされる政治安定→経済発展→社会安定→政治安定という良性の循環を強く望んでいる。グローバル化の進展に代表されるような国内・国際情勢の変化は、中国の中小企業に、今までにない厳しい競争をもたらすとともに、今までにないチャンスをも与えている。この意味においても、現在、21世紀の中国中小企業の在り方を研究する必要がある。
本書は、中国中小企業、とりわけ、製造業のそれを中心に展開するものである。『会社四季報・未上場版』を中心にデータ分析を行いながら、多くの企業の実態調査を行ったことによる結論を先に述べておくと、中国中小企業は「小さな」世界企業を目指すべきである。すなわち、得意分野に事業を絞り込み、既存技術に絶えず改良を加えて独自技術に磨き上げ、その技術を武器に世界市場に進出すべきである。
本書は3編9章から構成されている。
第T編は、中小企業を論じる意義から始め、日欧米の中小企業のデータに基づき、中小企業がそれらの国々に極めて重要な役割を演じていることを明らかにし、中国における中小企業の役割を分析し、中国も同様に通商企業を重要視すべきだという見解を提示した。
第U編は、政治運動に左右された時代、自由放任の時代、中小企業の新紀元という三つの段階で、中国中小企業の歴史を顧みた。歴史的分析により、中国中小企業の問題の遠因を検討し、現状を分析し、それによって中国中小企業の発展方向を模索した。
第V編は、「小さな」世界企業を中国に導入することを提言した。「小さな」世界企業の定義、現状、意義、事例研究、成功要因の分析などを通じて、中小企業の頂点に立つ「小さな」世界企業の存在をアピールし、そのモデルの導入の可能性、中国中小企業が努力すべきもの、およびそのバックアップを探求した。