- 海辺のカフカ 上巻
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- 価格
- 1,045円(本体950円+税)
- 発行年月
- 2005年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101001548
[BOOKデータベースより]
「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」―15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。家を出るときに父の書斎から持ちだしたのは、現金だけじゃない。古いライター、折り畳み式のナイフ、ポケット・ライト、濃いスカイブルーのレヴォのサングラス。小さいころの姉と僕が二人並んでうつった写真…。
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ユーザーレビュー (12件、平均スコア:5)
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「夏の文庫2015」レビューコメント
読んでいてさわやかな気持ちになるのでおすすめです。(およず/女性/40代)
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「夏の文庫2015」レビューコメント
久しぶりに一気読みしてしまいました。出来れば、25歳以上の男性に読んで欲しいです。(シーブック/男性/30代)
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「おすすめ夏の文庫2014」レビューコメント
上下巻ある、内容の濃い作品です。複数のエピソードが同時系列で動き、最後に一緒になるという、村上ワールド炸裂な内容です。どの本にも登場する不思議な人物像で、初めの方は飲み込むのに時間がかかりますが、読み進めていくうちにくせになります。(ゆずっこ/女性/20代)
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「夏の文庫100冊 2013」レビューコメント
村上ワールド全開!の長編小説です。さまざまな話が交差し、初めの方はついていくのが大変ですが、読み進めていくと、こことここはつながっているのでは?と思わされ、ハラハラドキドキします。現実的な話、幻想的な話が入り混ざっています。ある人物の恋物語、昔の話、変わったおじさんの話などが最終的にはひとつにまとまり、最後の方では、うれしさというかとにかく感動します。村上春樹氏の小説が苦手、という方もいらっしゃいますが、海辺のカフカは比較的読みやすい小説かと思います。ぜひ、お試しあれ!(ゆずっこ/女性/20代)
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【いつもの1冊】 高校の頃に電車で読んで以来、定期的に読みたくなりますね!カーネルサンダース!
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「日本列島 本の旅」レビューコメント
香川県の高松だけでなく,高知県の山奥なども登場して,四国が舞台の小説です.讃岐うどんも登場しますが,やはり,緑のロードスターの存在感が抜群です.(TarutoFriend/男性/50代)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
初めて旅行をしながらきちんと読み込んだ本。旅行を実際にしながら、主人公が経験している物語と自分自身の旅を重ねて読むという読書体験は今でも忘れられない。
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
本との出会いを振り返った時、間違いなくこれだと思う。カフカ君と同じ、15歳でした。
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「オススメの夏の文庫100冊」レビューコメント
10代で出会った本です、40代になった今でも印象が残る一冊です。不思議な魅力で、ぜひ一度は読んでほしいです。(ネオネオ/女性/40代)
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「オススメの夏の文庫100冊」レビューコメント
読み始めて少しで本の中に自分が入ってしまいます。(およず/女性/40代)
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「無人島に持っていくならこの一冊」レビューコメント
最近では電子書籍が人気で、私もタブレットPCで読んでいるが、やはり活字が印刷された紙の本は別格のような気がする。最近では、学生時代に比べて読書量が大きく減ったが、逆に好きな作家、例えば村上春樹の小説やエッセイ、翻訳本は全て読んでいる。それほど村上春樹のファンなので、もし、私が無人島で暮らすことになって、本を一冊だけ持って行くことを許されるなら、彼の代表作でもある、「海辺のカフカ」を持参したいと思う。それは、彼の作品の多くがいわゆる”パラレルワールド”となっていて、全く別の話が、結末で見事に融合するという手法がとても面白いのと、私にとって”無人島での1人暮らし”は、まさに、この現実世界と空想世界といった具合に、”パラレルワールド”といった感があるからだ。無人島でのサバイバルも一度ぐらいなら経験してみたいと思いつつも、いやいや、現実世界でも生きていくのがやっとなのだから無理、でももし自分が2人いて、この世界と無人島の世界に住み分けることができるなら、何倍もの人生経験ができるというのも魅力的だ。村上春樹ファンならこの”パラレルワールド”を、実体験してみたいと思うのではないだろうか?
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猫町
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15歳
村上春樹作品にはめずらしく、15歳の少年が主人公となる。
いや、主人公という言い方ではなく、物語の中心となる人物である。
彼は「自ら選ぶ」ことと運命論のは狭間で生きている。
でも、そんな生き方は我々もそもそもしているのではないだろうか?
だからこそ、海辺のカフカは面白いのだ。