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[BOOKデータベースより]
北一輝は、近代史上、日本ファシズム運動の一環であった陸軍の青年将校運動を主導した教義を生み出した思想家として、今なお注目される。著者は、この北の若き日の論理を象徴する『国体論及び純正社会主義』に始まり、『支那革命外史』、『国家改造原理大綱』などを経て、晩年の『北日記』に見られる「霊的生活」に至る過程を、つねに全体像を視野に入れつつ追究する。著者は不幸にして既に亡くなられて久しいが、いずれも独自の心理学的分析と緻密な実証とに裏打ちされた基本的論稿であり、学界に記憶されるに値しよう。
北一輝と生存空間の転換―その「霊的生活」への到り着きの意味(『国体論及び純正社会主義』にあらわれた北の営為;分裂質圏の天才と世界の没落 ほか)
北一輝の思考の枠組をめぐって―諸価値の発想と論理における統合の問題を主として(北一輝の研究をめぐって;『北一輝と日本の近代』の概略 ほか)
北一輝における「明治天皇シンボル」の一面―晩年の記述の分析を中心にして(『北日記』について;大正中期以前の北の論理における明治天皇 ほか)
晩年の北一輝と明治国家の諸「天皇」―『北日記』に見られる「霊告」の考察(北一輝と「大正天皇」)