- 猛スピードで母は
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                                - 価格
- 660円(本体600円+税)
- 発行年月
- 2005年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167693015
 
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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								sige
								
									      
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								登場する子ども達の心が美しい。 2作品共に、両親が離婚して片親だけで生活しているという設定。 
 繊細な文章、美しい情景描写などこの作家は男性だとは思えないくらいだ。
 『サイドカーに犬』は小4の少女の目で、出て行った母親とマイペースな父親、そして家にやってきた父の愛人を描いた作品。この3人三様の個性が文章から良く伝わってくる。愛人の竹を割ったようにスカッとした性格、そして気配りが出来るこの少女の柔らかな性格が印象に残る。ついでながら山口百恵の住宅の場所が分かってしまった。
 『猛スピードで母は』は離婚した母親と2人暮らしをしている小6の少年が、奮闘する母親の姿を冷静に見つめて綴っていく。
 少女にしろ少年にしろ、子どもらしい思考は「そうそう、子供の頃そんな気持ちになったことがある」と納得させられる。
































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[BOOKデータベースより]
「私、結婚するかもしれないから」「すごいね」。小六の慎は結婚をほのめかす母を冷静に見つめ、恋人らしき男とも適度にうまくやっていく。現実に立ち向う母を子供の皮膚感覚で描いた芥川賞受賞作と、大胆でかっこいい父の愛人・洋子さんとの共同生活を爽やかに綴った文学界新人賞受賞作「サイドカーに犬」を収録。