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[BOOKデータベースより]
本書は、地理学をはじめ、民族史や社会史、音楽学、政治学など異なる分野についての内外の専門研究者とともに、東ヨーロッパに居住するロマを対象にした共同研究をまとめたものである。
プロローグ―ロマ民族をめぐる諸問題
[日販商品データベースより]第1部 東ヨーロッパにおけるロマ民族と地域(ロマ民族をみる視角―東ヨーロッパという土壌;東ヨーロッパのロマ民族の居住分布;ハンガリー盆地におけるロマ民族の居住地域;ハンガリーにおけるロマ民族の教育と就業)
第2部 ロマをめぐる政治的風土(オーストリアにおけるロマ民族の自主的自助組織;ブルゲンラント・ロマ小史;オーストリアにおけるロマ民族の法的地位)
第3部 イメージのなかのロマ―ジプシーとしての記憶(歌劇にみるロマのイメージ;オーストリアにおけるロマの結婚式)
第4部 EU・東方への拡大―統合前夜(EUの東方への拡大とロマ民族;ヨーロッパ統合とかかわるロマ民族の保護と補助)
エピローグ―ためされるEU
放浪の民、ジプシー楽団というイメージが先行するロマの人々。しかしその実態はあまりにも知られていない。
ヨーロッパに推定800万人も居住しているというロマ民族について、
その特異な歴史 文化 政治的現状を彼らが集住する東欧に焦点をあて多角的に考察。
ジプシーとしてホロコーストを経験したロマの人々。
しかし未だ人権が確保されているとは言い難い彼らに拡大EUはどう対処するのか。
EUの理念と実態の乖離ははたして埋まるのだろうか。ロマ民族の今と、EUの今後をうらなう。