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[BOOKデータベースより]
「脳力」とは、「物事の本質を考え抜く力」。冷戦後、事象の変転に幻惑され、時空の迷路にたたずむ日本。とりわけ9・11以後は、かたやアメリカは「力と正義の論理」によって前のめりになって「新しい戦争」へ乗り出し、かたや日本は戦後培ってきた平和の資産をかなぐりすててまでアメリカに追随している。このアメリカの「役割肥大症候群」と日本の「しかたがない症候群」のもたれあいが織りなす、「イラク戦争」後の狂気の時代に、正気を保ち続けるための思考レッスンを書き留めた。古今東西のあらゆる時の話題に触れながら、テーマは重いがウィットに富んだ、軽いタッチのエッセイ。
1 「イラク戦争」を直視する(見えてきた米国新外交ドクトリン―その危険性に日本は耐えうるのか;「九・一一」から一年を再考する ほか)
[日販商品データベースより]2 現代世界への視界を開く(エンロン問題の深い闇;IT革命の影としての「エシェロン」 ほか)
3 日本社会の死角を見つめて(はじめてのアトム;「失われた十年」に国民が本気で怒らない理由 ほか)
4 文化と歴史の波間に(魯迅と藤野先生―なぜ日本人は脳力を失ったのか;謎の作品『一九三六年の為に』 ほか)
日本人の「脳力」は劣化していないか。「イラク戦争」に狂奔する時代だからこそ、事象の変転に幻惑されず本質を見抜き、新しい時代を切り開く力が試されている。その力を鍛えるためのヒントが詰まった時評エッセイ。