- 闇夜の百目
-
- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2004年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784251042415
[BOOKデータベースより]
ヒカルは、ある日とつぜん、「きみは陰陽師の子孫だ。わたしのゆめをかなえてほしい」とたのまれる。そのゆめとは、“ほんものの妖怪が住むテーマパークをつくること”だった!なんだかわからないままに、ばけ猫のシロガネ丸とともに、「目が百ある妖怪」をつかまえることになったヒカルは…!?ゾクゾクしてワクワクする、妖怪ハント・アドベンチャー。
[日販商品データベースより]妖怪が住むテーマパークを作るために、「妖怪ハンター」にスカウトされたヒカル。百の目を持つ妖怪と対決するが…。ゾクゾクしてワクワクする、妖怪ハント・アドベンチャー。待望の新シリーズ。
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わぁ!これも斉藤洋さんの作品です。たくさんのシリーズ、タイプの違うお話をいくつも書かれている、とてもすごい作家のひとりだと思います。
陰陽師の末裔で、どうやらその力を受け継いだらしい芦屋ヒカルが主人公のシリーズです。
陰陽師だの、妖怪ハンターだの、一見物々しい単語がたくさん出てきますが、要は、本物の妖怪や幽霊を使ったテーマパークを造るのが夢!という、ヒカルのお父さんが勤めている会社グループの一番偉い会長・波倉四郎が構想しているリアルお化け屋敷(テーマパーク)を実現するために、事あるごとに力を持つヒカルに妖怪捕獲を依頼するという物語。
いい歳した大人が、本気で、リアルお化け屋敷(物語の中で、こういう言い方はしていませんが、省略するのにわかりやすいかな?と思って、使っています)を作りたいという夢を持っていることが、まずこの物語の面白いところだと思ったので、この説明は抜けませんでした。
ヒカルに最初に捕獲依頼されたのは「ひゃくめ」その名の通り、目が百個付いている妖怪ですが、ようかいハンターの中に出てくる「ひゃくめ」の目は、自在に飛び回り、人々をストーカーするのが好き。という、会ってみると案外人畜無害(恐怖はあるけど、襲ってきたりはしない)タイプでした。
最近、妖怪ものの物語をわりと読みますが、このシリーズに出てくる妖怪は、個性豊かで、今までにない妖怪の姿が、奇をついているところが、このシリーズの人気の秘密かもしれません。
相棒役の化け猫「シロガネ丸」もいい味が出ています。
次回作も楽しみな作品です。(てんぐざるさん 40代・埼玉県 女の子12歳、女の子8歳)
【情報提供・絵本ナビ】