- 瀧廉太郎
-
夭折の響き
岩波新書 新赤版921
- 価格
- 814円(本体740円+税)
- 発行年月
- 2004年11月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784004309215
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[BOOKデータベースより]
「荒城の月」や「箱根八里」「お正月」で知られる作曲家・滝廉太郎は、外国歌曲に学びながら日本の近代音楽の扉を開いた。「国楽」創造の旗手としての格闘、ドイツ留学の実現と失意の帰国、そして絶筆となったピアノ曲「憾(うらみ)」にあふれる激情…。その病魔に断ち切られたわずか二三年余の悲運の生涯を、没後一世紀の今、克明に描く。
序章 二〇〇三年夏、ライプツィヒ―滝廉太郎歿後百年記念碑
[日販商品データベースより]第1章 絶筆ピアノ曲『憾』の衝撃音―哀しき白鳥の歌
第2章 洋楽草創期の申し子―音楽取調掛から東京音楽学校へ
第3章 新しい“音楽師”を志して―音楽学校の俊秀
第4章 歌曲作曲家デビュー―多様な作品宇宙の創造へ
第5章 外国歌曲に学びながら―異文化摂取の営み
第6章 稀有な日本歌曲の創造―『四季』の境域
第7章 “国楽”創造の旗手として―子供たちを音楽の楽園へ
第8章 永訣のソナタ―声音とピアノに託して
終章 『荒城の月』その後―変貌の受容史
作曲家・瀧廉太郎の手によって、近代音楽の扉はどのように開かれたか。「国楽」創造の旗手として格闘、ドイツ留学と失意の帰国。病魔に断ち切られた僅か23年余の悲運の生涯を、没後1世紀の今、克明に描く。