- 性愛の日本中世
-
- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2004年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480088840
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 中世公家の生活と仕事
-
価格:3,850円(本体3,500円+税)
【2025年02月発売】
- 日本中世史入門 増補改訂新版
-
価格:4,180円(本体3,800円+税)
【2021年03月発売】
- 新田一族の中世
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2015年09月発売】
- 中世武家領主の世界
-
価格:4,180円(本体3,800円+税)
【2021年08月発売】
- 中世後期畿内近国の権力構造
-
価格:10,450円(本体9,500円+税)
【2013年03月発売】
[BOOKデータベースより]
女性として僧侶の愛を受ける稚児たち、美女とされる京女、出産がもとで死亡し幽霊になる女、男の欲望をむけられて鬼神と化す羅刹女―、それら虚実の群像の背後には、日本人のセックス/ジェンダー意識の古層が隠されている。平家物語や今昔物語、女性文学など、中世説話文学から民俗信仰までをフィールドに、歴史に潜んでいる性愛、権力、神仏信仰などを、縦横無尽に切り捌いた論文集。
第1章 中世の性愛と稲荷信仰(「稚児」と僧侶の恋愛―中世「男色」のセックスとジェンダー;中世王権と稲荷の「愛法」―稲荷行者と性器の呪術信仰 ほか)
第2章 歴史の中の「女性神話」の誕生(出産と「聖なる女」神話をめぐって;作られた美女神話―「東男に京女」考 ほか)
第3章 神仏と女神の世界(女神の図像学―母なる神と死の神;渡来する神と土着する神―中世人と神仏の交感する世界)
第4章 中世の女と物語文学(中世王権と女性文学の盛衰;ある女盗人の物語―『今昔物語集』巻二九より ほか)