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[BOOKデータベースより]
自己決定は、規制によって支えられると同時に、必要な規制や連帯を確立するための前提条件でもある。使用者に対して弱い立場にある労働者の自己決定には、あらゆる危険がつきまとう。しかし、労働契約の当事者であり、労働基本権の主体である労働者個々人が、自己決定をなす主体として自己を確立していくこと以外に、現在の閉塞状況を打開する道があるとは思われない。
1 新局面を迎えた労働と法(日本的企業社会とその変貌;後退する労働法的規制;規制緩和―その論理と背景)
[日販商品データベースより]2 法における人間像と自己決定(自己決定権をめぐる議論の展開;労働者像と自己決定)
3 労働法的規制の再構築(労働法的規制システムの意義;国家法的規制のあり方;労働法的規制システムにおける労使自治;労働法的規制システムにおける自己決定)
自己決定理念と国家的規制は二項対立するものではなく、双方補うことで有機性を持つと一貫して説いてきた著者の主張の集大成。労働法体系の再構築を展望することを目的とした書。