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[BOOKデータベースより]
戦後アジアにおいて日本とは何であったのか?―アジアへの関与が「経済進出」として語られることの多いなか、冷戦や革命、脱植民地化といった国際政治の潮流に占める日本の位置づけを探る本書は、1950年代から60年代中盤のインドネシアをめぐる攻防にその答えの鍵を見出す。巨大な国家規模と豊富な資源に加え、地政学的観点からも海域アジアの「要」であるインドネシア。そのインドネシアが、急進的ナショナリズムを掲げたスカルノ時代からスハルト体制下の開発の時代へと大きく転換した軌跡は、戦後アジアの政治潮流と国家建設模索のひとつの典型であった。ベトナム戦争へと収斂していくアメリカの冷戦政策、東南アジアにおけるイギリス帝国の解体、中国の急進化、そしてナショナリズムや革命から開発の時代へというアジアを覆った巨大な変容のなかで、日本は何を目指し、どのように振舞ったのか、各国の思惑と駆け引きが渦巻く多国間関係史を立体的に描き出す。海によって分断されているように見えて、実は何よりも海でつながれた「海のアジア」。本書は、従来の東アジア国際政治史では解明されることのなかった、いわば「海のアジア」の戦後史なのである。
インドネシア賠償をめぐる国際政治
[日販商品データベースより]マレーシア紛争仲介工作(日本の関与の端緒;アメリカとの連携;中国との「綱引き」)
九・三〇事件とスカルノ体制の崩壊
開発体制の構築と日本
戦後アジアの変容と日本―冷戦・革命・脱植民地化・開発
戦後アジアにおいて日本とは何であったのか。国際政治の潮流に占める日本の位置付けを探る。各国の思惑と駆け引きが渦巻く多国間外交史を立体的に描き出す。〈受賞情報〉サントリー学芸賞政治・経済部門(第27回)