現代社会型犯罪の諸問題

勁草書房
板倉宏博士古稀祝賀論文集編集委員会　

• 価格: 13,200円（本体12,000円＋税）
• 発行年月: 2004年10月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784326402250

内容情報

[BOOKデータベースより]

組織の犯罪と刑事責任論
両罰規定における過失責任説批判―失業保険料不納付事件（最判昭和３１年１２月１１日）を素材として
企業組織体責任論からトライパーティズムへの試論―エージェンシー理論と組織構造論からの展望
法人を被害者とする犯罪の成否―侮辱罪と脅迫罪を参考にして
「間接正犯」について
いわゆる早すぎた構成要件実現と結果の帰属
遡及禁止論と客観的帰属
「因果経過」の予見可能性
欠陥製造物の回収とその限界に関する覚書―いわゆる薬害エイズ・ミドリ十字事件刑事判決を契機として
医療過誤と過失犯論の役割〔ほか〕

[日販商品データベースより]

板倉宏博士の古稀を記念して編まれた論文集。刑事法学者２４名の珠玉の論稿が集まり、現代社会型犯罪をめぐる諸問題を解明する。刑法総論、各論、刑事訴訟法、刑事政策、その他の領域の順に掲載。