[BOOKデータベースより]
大人にとって絵本を読むこととは?絵本の豊かな世界は、生きることをいかに深く問いかけるのか。人生の体験を経た大人だからこそ発見できる絵本の読み方をわかりやすく説き、現代人の心の糧を探す。
プロローグ いのちの泉・絵本との出会い
1 悲しみを心の糧に(「白い馬」の心がひらいた世界;六歳児が胸に刻んだ弟の死 ほか)
2 絵本がひらく新しい表現世界(星野道夫・写真と言葉の共振;「書」は心の舞のあと ほか)
3 おとなこそ絵本を座右に(おとなにすすめる絵本;生き方の転換・一七〇〇通の葉書 ほか)
4 心と言葉の危機の時代に(「おとなこそ絵本を」第二弾へ;絵本は人生の伴侶、家族の文化)
長男の自殺という危機を救ったのは1冊の絵本との出会いだった――本書はそうした著者の体験から、大人にとって絵本を読む重要性をとく。生きることをいかに深く絵本が問うか、人生の体験を経た大人だからこそ発見できる絵本の読み方を提示し、現代人の心の糧を探求する、大人のための絵本入門。
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タイトルからして、素晴らしさを感じた本。
砂漠の中で、やっとたどり着いたオアシス。
大人が大人のためにたどり着く絵本とはそんなものかもしれません。
読み聞かせに情熱を注ぐ大人たちの絵本選び。
絵本を描いた作者の生きざま。
絵本に描かれた内容で自らの人生を見つめ直す。
いろいろなストレスや葛藤の中でのホッとした安らぎ。
大人の観点で、自分のための絵本に出会うことの大切さを、柳田さんは様々なポイントからわかりやすく語っています。
考えれば、子どものために読み聞かせを始め、読み聞かせのために絵本を探し、気が付けば自分自身にとって絵本はかけがえのない心の糧になっていました。
絵本に描かれた内容は、子どもに伝えながらも自分に返ってきます。
時には子どものために伝えることのヒントを、自分自身を見つめ直すヒントを、自分自身にとっての安らぎや学びや…。
絵本には様々な栄養素が含まれています。
この絵本では現代に即した絵本選びが語られていると思います。
絵本探しのためだけではなく、絵本の意味を確認するためにも素晴らしい本だと思います。(ヒラP21さん 50代・千葉県 男の子14歳)
【情報提供・絵本ナビ】