この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- テクスト批評の実践―英語圏文学・映画・漫画
-
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2024年04月発売】
- ブリタニア列王の事績
-
価格:4,400円(本体4,000円+税)
【2020年04月発売】
ゲスト さん (ログイン) |
![]() |
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)など在庫も充実
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2024年04月発売】
価格:4,400円(本体4,000円+税)
【2020年04月発売】
[BOOKデータベースより]
歴史学に精神分析的手法を導入し文化の読み直しを進める歴史家P・ゲイ。本書は、文学作品、とくに小説における叙述のあり方を論じることを通して、文学が歴史をどこまで描けるのか、歴史を描く方法はいかにあるべきかを真正面から論じた刺激的考察。文学技法、社会史、伝記、精神分析等の観点を綜合しつつ数多くのリアリズム作品を読み解き、ディケンズ、フロベール、マンの作品がなぜ歴史の捉え方において、また文学的叙述において優れているのかを明らかに。歴史実証主義とは異なる歴史叙述のありかた、意義を積極的に評価する一方で、歴史の復元という考え方を批判する近年のポストモダン的方法を厳しく批判。「典型」を描くことによって、文学にも歴史を叙述することが可能になるとする自らの方法を提示する。リアリズム小説や歴史小説、評伝などの意味を歴史学の立場から取り上げ、歴史叙述の多様な可能性を論じる優れた問題提起の書。
プロローグ―現実原則を越えて
[日販商品データベースより]1章 怒れるアナーキスト―『荒涼館』におけるチャールズ・ディケンズ
2章 恐怖症に挑む解剖学者―『ボヴァリー夫人』におけるギュスターヴ・フロベール
3章 反抗的な名門市民―『ブッデンブローク家の人々』におけるトーマス・マン
エピローグ―小説の真実
文学はどこまで歴史記述たりうるか。歴史を描くのにどういう方法がありうるのか。社会小説や歴史小説などの意味を歴史学の立場から考察。技法、社会史、精神分析の観点から、歴史叙述の可能性を論じた問題提起の書。