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[BOOKデータベースより]
そもそもケアとは、世話する、大切にする、関心、配慮、気遣い、などを意味する。人間を含め生命の営みすべて、さらには環境や生物以外のものに対しても「慈しむ働き」がケアである。ある意味では、「思いやりのエネルギー」の共有と言えよう。当事者主体チームワーク・ケアの基盤はここにある。それを活性化するのがエンパワメントである。ケア科学とは、ケアに関する普遍的な法則性を追求すること、経験的あるいは実証的な合理性を明らかにすることである。いわば、ケアのまなざしで捉えた日常生活の奥に潜む、人間や自然の法則を解読することがケア科学である。一方ケア技術とは、その解読した知識を、日々の生活の中で実際に適用できるよう、実践を通じて効率化することである。つまりケア技術とは、実践するために単純化したケア科学といえよう。本書では、ケア科学のひとつの切り口として、当事者をケアチームの一員として、共感ネットワークによりパワーアップするエンパワメントを取り上げる。
1 エンパワメントとは何か(エンパワメントとは;エンパワメントの過程;エンパワメントの評価;エンパワメントの種類;エンパワメントの関連理論)
2 エンパワメントの技術(段階別・機能別エンパワメント技術の考え方;段階別エンパワメント技術;機能別エンパワメント技術)
3 エンパワメント技術適用の具体例(地域ケアのエンパワメント)
今後の展開に向けて