- ノルウェイの森 上
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- 価格
- 715円(本体650円+税)
- 発行年月
- 2004年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062748681
[BOOKデータベースより]
暗く重たい雨雲をくぐり抜け、飛行機がハンブルク空港に着陸すると、天井のスピーカーから小さな音でビートルズの『ノルウェイの森』が流れ出した。僕は一九六九年、もうすぐ二十歳になろうとする秋のできごとを思い出し、激しく混乱し、動揺していた。限りない喪失と再生を描き新境地を拓いた長編小説。
[日販商品データベースより]限りない喪失と再生を描く究極の恋愛小説!
暗く重たい雨雲をくぐり抜け、飛行機がハンブルク空港に着陸すると、天井のスピーカーから小さな音でビートルズの『ノルウェイの森』が流れ出した。僕は1969年、もうすぐ20歳になろうとする秋のできごとを思い出し、激しく混乱し、動揺していた。限りない喪失と再生を描き新境地を拓いた長編小説。
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ユーザーレビュー (50件、平均スコア:5)
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「夏の文庫2015」レビューコメント
大学生のときに読み、それ以来何度も読み返しています。生きることに疑問を感じたときに読んでます。(るるん/女性/30代)
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「夏の文庫2015」レビューコメント
一見、村上春樹さんの本は難しいと思うかもしれませんが、彼の作品は情景が浮かびやすく、それらの作品の中でも特に物語の世界を想像しやすく、また薄い方なので読みやすいと思います。そして何度繰り返し読んでも飽きません。この夏にキュンとしたい方や感動したい方、また村上春樹さんの作品に挑戦したい方にオススメです。(REN@/女性/20代)
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「夏の文庫2015」レビューコメント
上下巻で構成されています。個人的には、ちょっと変わった恋愛(?)物語と受け止めましたが、どう表現していあのかよくわかりません。(ぴかちゃん/男性/40代)
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「傑作宣言」レビューコメント
少し古いですが、読み返しても新鮮。透明な哀しさ・・。好き嫌いはあると思いますが。(池っち/男性/40代)
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「傑作宣言」レビューコメント
ザ・村上春樹っぽい作品。(小ダダ/女性/20代)
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「傑作宣言」レビューコメント
この当時の彼の作品は、特に村上ワールドと言われる独特の表現や感性を感じられます。近頃の作品とは違う彼の世界観から誰もが経験し覚えのある希望のなかの切なさとか揺れる思いや不安定な心理が描かれていたと記憶します。確かにこの本をきっかけに彼の作品にのめり込みました。読んだのは、大学生くらいかな・・・。(素宙〜sora〜/女性/50代)
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「傑作宣言」レビューコメント
村上春樹の傑作中の傑作とはこの作品。(ぴっぷさん/男性/30代)
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「傑作宣言」レビューコメント
読んだことはないのですが、かなり人気のでた作品です。(ジン!?/男性/30代)
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「傑作宣言」レビューコメント
やはりこれでしょうという感じです。思えば27年前、社会人1年目で仕事に行き詰まっていた頃出版されたばかりのこの本を購入して夢中で読んだものです。青春時代のバイブルです。(アビー/女性/40代)
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「傑作宣言」レビューコメント
村上春樹さんのとても有名な小説なので、一度は読んでみたいと思いチャレンジしました。独特な世界観で、私にはうまく理解できたのかわかりませんでした。もう一度読み返してみたいです。(もん/女性/30代)
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「傑作宣言」レビューコメント
昔、若かった頃に読みました。永遠の名作ですね。映画も観に行きました。今年こそはノーベル文学賞に選ばれて欲しいです。受賞する前に読んでおくと、受賞した時の喜びもひとしおだと思います。(ちゃろう/男性/40代)
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「傑作宣言」レビューコメント
村上春樹といえばやっぱりこれでしょう。(マカロン/女性/50代)
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「傑作宣言」レビューコメント
せつない思いをかみしめることができる。(kaaz/男性/30代)
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「傑作宣言」レビューコメント
死を背負って生きていくことの凄さ、そんな中で生を選ぶ強さ。死を乗り越えるのではなく、死と共に生きていくということを考えさせられました。(新米ママ/女性/30代)
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「傑作宣言」レビューコメント
平たく言えば、性欲にかまけるありがちなふらつく20歳の若者の物語なのよ。同情なのか、愛情なのか判断もつかなく、ただ欲情する。そこが平凡な物語にならないのは、殆どの人があまり知らない外国文学や、ビートルズや粋な洋楽やクラシックが登場して物語に色を添えて、そして村上春樹独特の比喩的表現や叙情的表現。極めつけは自分で命を経つ儚さをプラス。 この方の本には緻密な技がぎゅっと詰まってるからファンが多いのかな。また1年後に読んでみよう。(ウィラ/女性/20代)
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「傑作宣言」レビューコメント
呼んでいくとその世界にどんどん引き込まれていくような感じ(もいう/男性/10代)
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「傑作宣言」レビューコメント
この小説はちょっと元気がないなという心理状態の時に読むのがお薦めかな。元気がないというか、落ち込んでるというか、もっと言うと鬱っぽい時…。そんな時に読むと物語に引き込まれていく。読めば、何かが解決するという訳ではないのですが、少なくとも私は何か癒される時間を過ごせました。(抜け作/男性/40代)
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「傑作宣言」レビューコメント
村上ワールド全開の本だと思います。20代の頃初めて読んで感動しましたが、40代で読み直したらまた新たな感動がありました。生と死、孤独いろいろ考えさせられる本です。(うに/女性/50代)
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「傑作宣言」レビューコメント
前に読んだことがあってすごく好きな本だったけど、最近また読んで前に読んだときには気づかなかった部分とかも見えてきて改めて好きになりました。ぜひ読んで欲しい作品です!(ちぃこ/女性/10代)
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「傑作宣言」レビューコメント
懐かしい。会話にユーモアがあり、登場人物の意外な一言が面白い。(Tomo/男性/40代)
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「傑作宣言」レビューコメント
どんなにどんなにどんなに欲しても、するすると指の先からそれがこぼれていってしまうむなしさ、喪失感、そしてそれとどうやって向き合っていくのか、向き合えずに抱えていくのか人生の節々に読み返したくなる作品です。(ぴー/女性/30代)
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「傑作宣言」レビューコメント
初めの表現、時間が経って少し忘れたくらいがきちんと覚えているといった内容に感銘をうけた。全体的に1,2巻と読むとおわりがけは少し気分の悪いものではあるが、それが村上流なんだと思う。一つ一つの描写の仕方がすごいと思った。(ひろろん/女性/20代)
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「傑作宣言」レビューコメント
なんか切ない(テンコ/女性/40代)
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「傑作宣言」レビューコメント
文句なくのめり込めます。(やっさん/男性/40代)
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「傑作宣言」レビューコメント
随分前に読ませて頂きました。今回もノーベル文学賞が取れなかったので来年こそはと期待を込めて選びました。(犬/男性/40代)
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「傑作宣言」レビューコメント
惜しくも今回もノーベル賞を逃したが、読む価値は十二分。(nyan/男性/30代)
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「傑作宣言」レビューコメント
『傑作宣言』想い続けていた女性と、新たに出会った女性。どちらにも惹かれる主人公がもどかしく、決めきれない態度に、もやもやするかもしれません。でも、最後まで読み進めてください!エンディングの空気感はとても爽やかです!(as/女性/30代)
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「傑作宣言」レビューコメント
読み返すたびに懐かしい。まだ純粋だったけども悩んで苦しんだ時期の思い出。今思うと何でもなかったような、でもやり直したい、やり直せない、やるせない気持ちを思い出す。(クマさん/男性/50代)
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「傑作宣言」レビューコメント
人生の価値観を変えてくれる1冊です(あーさー/男性/30代)
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「傑作宣言」レビューコメント
期待が持てる!!(万年青/男性/60代以上)
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「傑作宣言」レビューコメント
学生時代に読み、その後最近になり映像化されたので思い出深いのもありますが、暗めのトーンながら淡い気持ちを思い出させる作品だと思います。(ともちゅこ/男性/40代)
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「傑作宣言」レビューコメント
映画かされたり、翻訳されて外国でも人気な作品です。(hana/女性/30代)
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「傑作宣言」レビューコメント
映画は見ない邦画いいです。(zeppeki_hage/男性/30代)
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「傑作宣言」レビューコメント
引き込まれるような空気感に、本を閉じた後も圧倒されてしまいました。(BlueMom/男性/20代)
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「傑作宣言」レビューコメント
ノスタルジアな内容でどんどん引き込まれていきます。1回読んだときと2回目読んだ時の感じ方がなんとなく違う気がします、ちなみに私は5回以上読み込んでます、(megguunn/女性/20代)
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「傑作宣言」レビューコメント
初めて読んだ村上春樹作品。以降読んだ作品とは異質な感じ。しかし、すてきな最初の1冊でした。(Castor/女性/50代)
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「傑作宣言」レビューコメント
読んでいくほどに胸がキリキリと痛むお話(ほしえび/男性/40代)
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「傑作宣言」レビューコメント
村上春樹の代表作です。二回、三回と読んでいくと新たな発見があります。(あっくん/男性/30代)
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「傑作宣言」レビューコメント
世代的に学生運動もその空気も知らない私たちの世代にも、その雰囲気とその悩みは時代が移っても変わらないということを考えさせてくれたこの本に感謝します。(kiki/男性/30代)
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「傑作宣言」レビューコメント
読むたびに喜怒哀楽を感じさせてくれて、不思議な世界をみせてくれる。(papio/男性/20代)
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「傑作宣言」レビューコメント
何かを得る為に読むものでは無いと思う。(いただきマンモス/男性/40代)
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「傑作宣言」レビューコメント
一度読むだけではなく、しばらくたって、また読むと新たな発見があります。何度も読める作品だと思います。(およず/女性/40代)
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「傑作宣言」レビューコメント
大ヒットのベストセラーだから。(n/女性/20代)
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「傑作宣言」レビューコメント
大ベストセラーにもなっていたので読んでみました。独特な世界観・人間観がかかれてとても印象に残りました。上を読んだら下も読むべきだと思います。(やわ/女性/10代)
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「傑作宣言」レビューコメント
村上ファンだったら誰しも目を通してるであろう一作。村上ファンになったらこの本は外せない(みん/男性/20代)
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「傑作宣言」レビューコメント
やはり、世界の村上春樹です。残念ながら今年もノーベル賞は受賞できなかったですが、代表作ともいえるノルウェイの森は是非ともみんなに読んで欲しい一冊です。(gaogao67/男性/40代)
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「傑作宣言」レビューコメント
大学の講義でも例で挙げられるほど哲学的な話。人生でこういった道を歩む人もいるのかといった一例として読んでも良いかもしれない(しゅう/男性/20代)
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「傑作宣言」レビューコメント
村上春樹さんは、どの作品も好きですがノルウェイノ森は、格別です(みみ/女性/10代)
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「傑作宣言」レビューコメント
男と女の色々な愛の形が、気になりました。(pika-chan/男性/30代)
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「傑作宣言」レビューコメント
私のレビューは、お勧めの参考にはなりません。この本を読んだ時、誰にも話した事が無い悩み?とかで、いっぱいいっぱいでした。その時フッと部屋にあった『ノルウェイの森』でした。内容は?と言われると答えが出ません。然しながらこの本を読み終え、まだ生きていていいのかな。この世の中にまだ私は存在していてもいいのかな、と、勝手に泣いていました。自分が泣くなど、かなり驚きでした。 単行本発売時、私はまだコドモでした。兄が隠していたこの本が、読みたくて仕方が無かったけれど、あの時に読まなくて良かったのだと、今は思っています。(ガジュマル/女性/30代)

[商品紹介]世界的ベストセラー、遂に映画化!
暗く重たい雨雲をくぐり抜け、飛行機がハンブルク空港に着陸すると、天井のスピーカーから小さな音でビートルズの『ノルウェイの森』が流れ出した。
僕は一九六九年、もうすぐ二十歳になろうとする秋のできごとを思い出し、激しく混乱し、動揺していた。
限りない喪失と再生を描き新境地を拓いた長編小説。
若い男性作家の大半は、村上春樹から逃れるために、小説を書いてきたと言ってもいいだろう。一人称の「僕」を、村上春樹は、極めて難解なものにしてしまった。一時期、春樹チルドレンという言葉がよく使われたけれど、そこに分類されてしまった作家さんはさぞかし苦悩しただろう。僕もまた、村上春樹からは影響を受けた。否定はしない。一時期の作品は、村上春樹そっくりだった。けれど、いつの間にか、すっかり遠ざかった。今はもう、小説を書くとき、村上春樹を意識することはない。大なる先輩に対して失礼だけれど、村上春樹を、僕は過去のものにしたのだと思う。作品から言葉を借りるならば「僕は大人になった」のだ。
橋本紡/作家
3 SPECIAL BOOKS掲載日:2012/12/27
【情報提供・3 SPECIAL BOOKS】