- つきのよるに
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- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2004年09月
- 判型
- B4
- ISBN
- 9784265034994
[BOOKデータベースより]
つきのよるにぼくはうまれた。たちあがってはたおれ、たちあがってはたおれた。なんかいもたおれたけどさいごにぼくはたちあがった。生きる力を感じる絵本。
[日販商品データベースより]月の夜にぼくは生まれた。立ち上がっては倒れ、何回も倒れたけど、最後にぼくは立ち上がった。厳しい自然の中でのカモシカの子育てを通して親子のつながりを描く。生きる力を感じる絵本。〈受賞情報〉けんぶち絵本の里大賞びばからす賞(第15回)
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娘、大泣き
幼稚園の娘はこれを読むと泣きます。自分で「読んで」と持ってくるのに…
小さい子には、ちょっと説明が難しいテーマの絵本です。
自然界では当たり前の子どもの成長が、いもとさんがやさしく微笑ましく描いている子どもの成長が、どうして心に突き刺さるのでしょう。
産まれて間もなく懸命に立ち上がろうとするカモシカ。
親の力を借りずに自分で立ち上がったカモシカ。
ご褒美はお母さんのおっぱい。
お母さんはやさしく、いろいろなことを子どもに教えます。
自分が育ってきたように、生きることを伝えます。
子どもはお母さんを頼りながら、自分を鍛えます。
でも、あるとき突き放されるのです。
このシーンを、いもとさんは言葉の色を変えて強調します。
突き飛ばされた子どものカモシカ。
やがて子どもはその意味を理解し、ひとり立ちしていきます。
自然界で当たり前のことなのです。
でも、ここに当たり前ではない自分がいました。
子どもを突き飛ばす、親としての強さを私は持っていません
親の思いをこどもが理解してくれるという、自信も持っていません。
ただ、子どもの自立に不安なちっぽけな親がいるだけ。
身体で子どもに伝えたことの達成感。
子どもがそれに応えてくれるという安心感。
どうしたら得られるのでしょうか。
この絵本。
子どもに向けた読書でしょうか。
大人向けの教科書でしょうか。
絵がとても澄んでいるだけに、心にひびいてきます。(ヒラP21さん 50代・千葉県 男の子15歳)
【情報提供・絵本ナビ】