- 大人の国のための戦争学
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日本人が知っておきたいこと
PHP文庫 く2ー12
- 価格
- 503円(本体457円+税)
- 発行年月
- 2004年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784569662442

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「夏の文庫2015」レビューコメント
著者曰く「戦争を設計したほうがかえって戦争が減る」。「戦争を設計することは、実は、最終的な選択肢としての戦争を回避するための、最も有効かつ現実的な方法である」。著者の言う「戦争学」とは、現実主義(「大人」)の立場からの平和構築論に他ならない。(こうちゃん/男性/50代)
[BOOKデータベースより]
今、世界には約200の国があるが、中には領海を平気で侵し、他国の人間を拉致していく「国家」が存在する。まさに強盗の如き「国」がひしめく国際社会だが、それだけに日本にはしっかりとした戦略が求められる。本書は、「自国の国益をハッキリさせたほうが戦争は減る」という著者が書いた、戦争設計学である。戦争を起こさせないための方策を明快に説く一冊。
序章 本当の戦略的思考とは何か(イラク戦争論議で見過ごされている日本の実力;イラク人道復興支援のゴールはどこか ほか)
第1章 こうすれば国家が造れる(インターネットで国造り;国家は人間に必要不可欠なもの ほか)
第2章 「好戦的な民族」と「平和的な民族」(前頭葉の犯す過ち;戦争をしない人たちは奥地へと追いやられた ほか)
第3章 「戦争」と「平和」は表裏一体(エゴを丸出しにすれば戦争が減る;小牧・長久手の戦いに見る、大政治家同士の駆け引き ほか)