ドストエフスキー 上

木洩れ日のなかを歩む獏の独白

八坂書房
大森政虎　

• 価格: 4,180円（本体3,800円＋税）
• 発行年月: 2004年05月
• 判型: Ｂ５
• ISBN: 9784896948073

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１部　ドストエフスキー山露西亜寺詣で道中記（『罪と罰』の巻；『白痴』の巻；『永遠の夫』の巻；『悪霊』の巻；『未成年』の巻　ほか）
第２部　「わたしのドストエフスキー像」をめざして―書物との対話（宗教部門―聖書・キリスト・パウロ・ギリシア正教・イスラム教・仏教；哲学・思想部門―パスカル・デカルト・ベルグソン・ニーチェ・ロシア・その他；歴史部門―ロシア革命・シベリア流刑史・ロシア教会史・ピョートル大帝；文学・演劇部門―プーシキン・トルストイ・芥川・その他；ドストエフスキー論およびその周辺―ドストエフスキー論いろいろ・妻と娘の回想録・情人スースロワの日記・コヴァレフスカヤ・宣教師ニコライ　ほか）

[日販商品データベースより]

大巨人ドストエフスキーを山に、アプローチする気持ちを旅になぞらえ、各作品やドストエフスキー論の周辺に位置する宗教・哲学・歴史・文学などの書物について、真っ向から挑んだ論考を収める。