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知泉書館 伊吹雄
点
ヨハネ福音書は難解な書である。読者はいきなり、冒頭の「初めにロゴスがあった。ロゴスは神のもとにあった。ロゴスは神であった」という言葉で始まるプロローグがいったい何を意味するのか、さらに、そのプロローグが本文とどのように関係するのか、という難問に直面させられる。著者はこれらの問題に真正面から取り組み、それを理解する道を拓いた。そして、この福音書の比類ない言語空間の成り立ちを解き明かすことにより、ヨハネ福音書の独創的注解を可能にした。本冊では第4章までを扱い、福音書全体を理解するための基本的な視角と、展望を明らかにする。ヨハネ福音書のプロローグは、これまでの注釈書では救済史の観点からロゴスの先在―受肉という時間的順序によって理解されてきたが、著者はそうした解釈を退け、冒頭のロゴスの話からイエス・キリストだけが関心の的になっていると捉え、そこではイエスを賛美する聖霊によるアナムネーシス(想起)が行なわれていると理解した。ヨハネ福音書を一貫して聖霊によるアナムネーシスの立場から捉え直す本書は、ヨハネ解釈の歴史のなかで、わが国だけでなく世界的にも新たな境地を切り開いた画期的なヨハネ注解の書である。
問題提起ロゴスの賛歌の再構成注解(1章1‐18節)洗礼者ヨハネの証言(19‐34節)弟子の召命(35‐51節)カナの婚礼(1‐12節)神殿の清め(13‐22節)エルサレムでのイエスの人々の信仰(23‐25節)イエスのニコデモとの対話(ディアローグ)(1‐12節)霊におけるイエスの声(モノローグ)(13‐21節)〔ほか〕
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[BOOKデータベースより]
ヨハネ福音書は難解な書である。読者はいきなり、冒頭の「初めにロゴスがあった。ロゴスは神のもとにあった。ロゴスは神であった」という言葉で始まるプロローグがいったい何を意味するのか、さらに、そのプロローグが本文とどのように関係するのか、という難問に直面させられる。著者はこれらの問題に真正面から取り組み、それを理解する道を拓いた。そして、この福音書の比類ない言語空間の成り立ちを解き明かすことにより、ヨハネ福音書の独創的注解を可能にした。本冊では第4章までを扱い、福音書全体を理解するための基本的な視角と、展望を明らかにする。ヨハネ福音書のプロローグは、これまでの注釈書では救済史の観点からロゴスの先在―受肉という時間的順序によって理解されてきたが、著者はそうした解釈を退け、冒頭のロゴスの話からイエス・キリストだけが関心の的になっていると捉え、そこではイエスを賛美する聖霊によるアナムネーシス(想起)が行なわれていると理解した。ヨハネ福音書を一貫して聖霊によるアナムネーシスの立場から捉え直す本書は、ヨハネ解釈の歴史のなかで、わが国だけでなく世界的にも新たな境地を切り開いた画期的なヨハネ注解の書である。
問題提起
ロゴスの賛歌の再構成
注解(1章1‐18節)
洗礼者ヨハネの証言(19‐34節)
弟子の召命(35‐51節)
カナの婚礼(1‐12節)
神殿の清め(13‐22節)
エルサレムでのイエスの人々の信仰(23‐25節)
イエスのニコデモとの対話(ディアローグ)(1‐12節)
霊におけるイエスの声(モノローグ)(13‐21節)〔ほか〕