- 心のパターン
-
言語の認知科学入門
Patterns in the mind.- 価格
- 3,960円(本体3,600円+税)
- 発行年月
- 2004年04月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784000053860
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[BOOKデータベースより]
ヒトの子どもは聞いた言葉を単に真似ることによって話せるようになるのではない。無意識のうちに文のパターンを知り、文法を心(すなわち脳)のなかに作らずにはいられないから、言語を身につけることが可能なのだ。さらに、音楽、視覚、思考、文化など人間知性の他の領域に目を向けても、言語習得に見られるのと同様の能動性を見出すことができる。ヒトは誰でも言語を話し、理解する。これは明白な事実である。しかし、だからといってそれを説明するのも簡単であるわけではない。著者は本書で、私たちが言語をもつための必要条件をじっくりと検討し、そこから得られるヒトの性質についての深い洞察を示している。
1 根本の論証(問題にたどり着く―生まれと育ちの論争;メンタル文法があるという論証 ほか)
[日販商品データベースより]2 メンタル文法の構成(音韻構造;統語構造 ほか)
3 言語に生物学的基盤があるという証拠(子どもはどのようにして言語を習得するか;普通でない状況での言語獲得 ほか)
4 言語以外のメンタル能力(経験を構築するという論証;音楽と視覚 ほか)
子どもは単に真似することで話せるようになるのではない。無意識に文のパターンを知り、文法を作らずにはいられないからそれが可能なのだ。そして言語習得に見られる能動性は音楽、思考など他の領域でも見出だせる。