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[BOOKデータベースより]
近世後期の農村社会は、自生的な農民層の分解や小商品生産の展開などにより大きく変容するが、さらに開港・維新によって画期的な劇変を遂げる。この近世から近代への移行過程の研究は、依然として近世史学の基本的課題である。著者は、卒業論文で北信幕領の石代納に取組んで以来、各種農村資料調査に参加すると共に、信州・相州・上総の幕領はじめ藩領・旗本領などの年貢と財政、土地保有と地主小作関係、稲作農家の作業日程と労働力、蚕種・製糸業を中心とする小商品生産と流通の問題等々を究明して来たが、本書はその集成である。いずれも各地域に即した史料の詳細かつ実証的分析であり、その分析手法も含めて、基本的論考である。
序章 近世後期の農村分解
第1章 旗本領の村と農民―相州鎌倉郡小袋谷村
第2章 北信幕領における石代納
第3章 上総地方の稲作生産
第4章 幕末期の土地保有と農家経営―相州高座郡堤村広瀬家の分析
第5章 幕末における蚕種業の発達と農村構造―上田藩上塩尻村を素材として
第6章 商品生産の発展と農村構造の変質
第7章 開港直後の製糸経営―信州岡谷の林源次郎家
第8章 江戸期の農民の生活―ある農家の日記から
付論 二つの書評