- 歴史通
-
- 価格
- 1,047円(本体952円+税)
- 発行年月
- 2004年04月
- 判型
- B40
- ISBN
- 9784898315224
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[BOOKデータベースより]
著者の考えの基本と枠組みは、すべてこの1冊に集約されている―世間のくまぐまを味わいわけるのは、すなわちわれわれの舌頭である。人の世のくさぐさを受けとる味感が鋭敏であればあるほど、室町時代の町衆のように、あら面白の人の世や、と手拍子を打つ心躍りにも至る。誰もが食を味わうように、人を味わい世を味わうのが人生の行程であるだろう。されば万事につけて味覚が鋭く広やかであるにこしたことはあるまい。本書は、皆さま方にそっと差しだす、味見のためのささやかな試食の膳である。
第1章 「知恵」を読めば歴史通(日本に“貴族”はいなかった;部下を可愛がる習慣の始まり;武士は政治的責任感を持っていた ほか)
[日販商品データベースより]第2章 「流れ」を観れば歴史通(明治維新は「会社更生法」の申請であった。リーダーと青写真のない躍進;昭和の禍根はどこからきたか ほか)
第3章 「人間」を知れば歴史通(実務家の現場感覚が戦後を作った;「六〇年安保」は未来への祝祭;「ツケ」を支払う国民の知恵 ほか)
なぜ日本人は「部下をかわいがるのか」「明治維新をスムーズに成し得たか」。そこには「知恵」システムが働いていた…。著者の歴史観、また日本人論をめぐって、その枠組みを要約した試みの書。