- 笑いを売った少年
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Timm Thaler oder das verkaufte Lachen.
- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2004年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784896420975
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【きっかけの1冊】 最初に読んだのは未知谷から出版された掲載の書籍ではありません。小学校低学年の頃、家にあった「子ども世界文学全集」に所収されていたものです。展開に引き込まれ一気呵成に読了したこと、リアルで少し恐い、それまで読んだ本とは異質の感触と興奮があったことが鮮明に思い出されます。その意味で、本の魅力に引き込まれていくきっかけになった本。
[BOOKデータベースより]
少年は最後にシャックリのついてくる、だれの心をも明るくしてしまうとびきりの笑いを持っていました。彼は三歳のとき、陽気で優しいお母さんと死に別れ、貧しい人々が暮らす裏通りのアパートに引っ越します。大好きな父さんは仕事で留守がちです。大人は皆そうですが、とりわけ訳の分からない継母や、わがままで意地悪な義兄さんとつらい日々を送っていました。日曜だけ、優しい父さんと競馬場に出かける日曜日だけは、まだ明るい笑い声を響かせていました。十二歳のとき、その父さんまで事故で失ない、天性の明るい笑いを忘れてしまいそうになりました。父さんの葬儀の日に出会った謎の紳士と取り引きし、どんな賭けにも勝てる力、つまり莫大な富と引き替えに、その素晴らしい笑いを売ってしまいます。やがて、富は幸せをもたらさないこと、笑いこそ、人生に不可欠のものだと思い知った彼は、十四歳で家を跳び出し、ハンブルクの港から、笑いを取りもどす旅に出ます…まだ笑うことのできる全ての人々のために。夢見ることが忘れられない永遠の少年達のファンタジー。
[日販商品データベースより]誰の心も明るくするとびきりの笑顔を持っていた少年は、どんな賭けにも勝てる力と引き替えに、その素晴らしい笑いを謎の紳士に売ってしまう。やがて、笑いこそ人生に不可欠なものだと知り、笑いを取り戻す旅に出る。