コーヒーと南北問題

「キリマンジャロ」のフードシステム

日本経済評論社
辻村英之　

• 価格: 4,620円（本体4,200円＋税）
• 発行年月: 2004年02月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784818815704

内容情報

[BOOKデータベースより]

一次産品の価格はなぜ生産者に不利なのか。「キリマンジャロ」コーヒーの生産から日本の消費までの事例分析、南北問題論からフードシステム論に至る多様な理論の検討によって、貧困緩和やフェア・トレード等を視野に解明。

第１部　タンザニアにおけるコーヒー豆の生産と流通（コーヒー生産者達の生活；構造調整政策の農村協同組合への影響―コーヒー販売農協の危機；コーヒー豆流通自由化と小農民・協同組合―新しい流通・格付制度の影響；新しい価格形成制度の現状と課題　ほか）
第２部　タンザニア産コーヒー豆の貿易と消費国日本（コーヒー豆の輸出構造と価格形成制度―日本への輸出を事例として；日本におけるタンザニア産豆の輸入と消費―価格形成制度と南北問題；先物市場における価格変動と生産者―タンザニア産コーヒー豆を事例として；オルタナティブな価格形成制度の探究―タンザニア産コーヒーのフェア・トレードの実践　ほか）

[日販商品データベースより]

「キリマンジャロ」コーヒーの生産から日本の消費までの事例分析、南北問題論からフードシステム論に至る多様な理論の検討によって、貧困緩和やフェア・トレードなどを視野に解明する。