志ん生を撮った！

元祖寄席カメラマン秘話

うなぎ書房
金子桂三　

• 価格: 2,200円（本体2,000円＋税）
• 発行年月: 2004年03月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784901174152

内容情報

[BOOKデータベースより]

「写真を撮ると早死にするッ」頑固な志ん生をくどいてついにシッターを…。懐かしい写真と秘話で黄金期の寄席を再現。著者の優れた芸人論、当時のフォトジャーナリズム界に新風を吹き込んだ写真論としても意味深い書。

第１章　人形町の末広亭（寄席ドキュメント；黒瓦の二階建て；虚仮の一念　ほか）
第２章　志ん生、馬生、そして志ん朝（写真屋さん；にっこり笑った志ん生；はばかりかい？　ほか）
第３章　寄席カメラマン誕生（赤トンボ；青空教室；のりべか　ほか）
第４章　寄席の黄金時代（八代目桂文楽；六代目三遊亭園生；八代目林家正蔵（彦六）　ほか）
第５章　心に残る寄席風景（大看板の素顔；人形芝居；雑誌『寄席ｆａｎ』　ほか）

[日販商品データベースより]

昭和３０年代の人形町末広を舞台に志ん生、文楽、圓生、正蔵らを撮りつづけたうれしい写真家がいた。名人たちの在りし日の秘蔵写真とユニークな写真論で黄金期の寄席を再現する。